泉南郡田尻町 たかぎピアノ教室

感じたコト、想ったコトを綴る音ノオト。

悶々と考える

こんにちは。泉佐野ピアノ教室のmicaです。

前回の更新からだいぶ経ってしまいました。

 

今日は小4の男の子の生徒ちゃんのお話です。

彼はピアノが大好きです。

5月の10連休の間は家族と海外へ行っていましたが

その間はピアノを全く弾けずイライラしてたわ〜と

連休後のレッスンで話してくれました。

その言葉は嬉しいのですが、

彼の場合、練習するのは好きな曲のみ。

 

耳コピが得意で、

学校ではみんなが知っている曲を弾いて羨ましがられ

それに喜んでいる状態。

 

でもね、私としては譜読みもしっかりして欲しいのですよ。

必ず頭打ちが来ますから。

 

耳コピはダメとは言いませんが

楽譜を見てパッと弾けるようになって欲しいのですよ。

 

今レッスンをしているのは

はるかにレベルが高いドラゴンボールの曲とバイエル。

たまにバイエル併用曲集。

ちなみに習い始めて2年、バイエルは下巻の50番ぐらい。

 

ドラゴンボールの曲はどんなに難しくても挑戦しますね。

ということはですよ!

時間をかけてでもドラゴンボールの曲を譜読みからしっかりやれば

力がつくということなのか!?と

考えています。

バッハの暗号!?その2

こんにちは。

泉佐野ピアノ教室のmicaです。

10連休真っ只中みなさまどのようにお過ごしでしょうか?

明日から令和の時代。

なんだかワクワクしますね。

 

さて、先日赤松林太郎先生の『バッハのいろは』の2回目の講座を受けてきました。

前回はバッハを弾くには時代背景、舞曲、聖書の理解のお話でしたが

今回は対位法について。

 

なぜバッハは対位法で作曲したのか?

それは、神の前ではみんな平等だから!!

なのでポリフォニー(右手がメロディ、左手で伴奏ではなく、左右どちらもメロディが出てくる)で作曲し、

それぞれ右手にも左手にもメロディーが出てくるわけです。

 

で、最初の数小節で2声で書かれているのか、4声なのかわかるようで、

初めのメロディー部分の後、違う声部にいく場合、

カノン(全く同じフレーズ)なのか、フーガ(初めのメロディに対して違う音から

同じメロディになっている、だいたいドミナント)になっているのか。

 

そして、2声でも4声でも声部でも

ソプラノ、アルト、テノール、バスの音はそれぞれ声質が違うので

これを弾きわけなければならない!と先生が仰っていました。

 

2回連続で講座を受けて

やはりバッハは奥が深い!!!

バッハの曲は決して暗号が散りばめられているのではなく

細かく楽譜を読めば何を表しているのがわかるようになっている。

でもそのためには聖書、時代背景、舞曲の理解が必要になってくるわけです。

 

やっぱりバッハ大好きです。

聴くのも弾くのも!

 

少しずつ、すこしずつ。

こんにちは。泉佐野ピアノ教室のmicaです。

4月に入りました。

桜は満開です。本当にフレッシュ感があってやるぞーー!っていう気分になりますね。

新入生の皆様、新社会人の皆様おめでとうございます。

 

高3のAくんは予備校組になりました。

来年は希望大学に入学できること、祈っています。

 

Aちゃんは念願の保育士さんです。

先週レッスンに行った時は研修でクタクタでした。

 

小2からピアノを習い始めたTくん、

最初のうちは、見た目難しい!と思った瞬間、

『もういやや。。』と投げ出してしまっていましたが

最近いろんな曲を挑戦するようになりました。

現在小5、アキピアノ教本3です。

正直すすみはすごく遅いです。

理解するのに時間がかかる子です。

でも!人の話をちゃんと聴くことができます。

そしてよく覚えていますね。

 

ピアノはいくつもの山を超えなければ上手になりません。

人それぞれ山は違います。

でも、その山を乗り越えたら、

きっと好きになります。楽しくなります。

保護者の皆様、見守っていてください。

 

 

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レッスンのお問い合わせは下記まで

mican0205@gmail.com

 

 

 

バッハの暗号!?

こんにちは、泉佐野ピアノ教室のmicaです。

今日もご訪問ありがとうございます。

 

先日、赤松林太郎先生の『バッハのいろは』のセミナーを受けてきました。

いやぁー本当に楽しかったです。

何度も言いますが、私はバッハが大好きです。

聴くもの好きだし、弾くのも大好きです。

でもこう思うのは大学生になってから。

なぜでしょう?

 

さて、この講座、ますますバッハが好きになりましたね。

その理由は、

いつもは、ここのフレーズがメロディーだから目立たせて弾きましょうとか、

四分音符はノンレガートでとか、、、

そう言うレッスンやセミナーしか受けたことがなかったのですが、

 

赤松先生は、

バロックとはどう言う時代だったか(音楽的に、文化的に)、

イタリア、フランスではどう行った舞曲が流行っていたか?

それがわかるとバッハはどう言う風に弾けば良いか自ずとわかる!と

言う言葉はなるほど!!!と思わず大きくうなずきました!

 

バッハのインベンションを弾く前に

『プレインベンション』もよく弾きますが

どちらも調子記号#やbは2つ3つまでなのに

平均律クラビーア曲集では何で5つ、6つまで作曲する必要があったのか!

これを理解するには聖書の理解も不可欠になってくるわけですが

本当に興味深い講座でした。

来月また第2弾があります。

楽しみです!

 

 

 

バスティン『オールインワン』

こんにちは。泉佐野ピアノ教室のmicaです。

今日もご訪問ありがとうございます。

 

先日、ピアノ教材『オールインワン』の筆頭著者である

リサ・バスティン先生の来日講座があり行ってきました。

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以前からバスティンの教材は興味があったのですが

アメリカの教材で音読みがドレミではなくABCだったので

敬遠していました。

 

しかし!この『オールインワン』では

音読みがドレミになっている。

初めてピアノを弾くとき黒鍵で2番指と3番指(人差し指と中指)から。

最初から手の移動があり、1番指(親指)はドの音を弾くことを固定させない。

ほとんどの曲には伴奏が付いている。(先生と一緒に弾くことで聴く耳を育てる)

そしてリズムや音の強弱の説明なども一緒に学べるようになっています。

 

子どもそれぞれには個性があり

みんながこの本が合うかどうかはわかりませんが

ぜひ使ってみたい教材であることは間違いなしです!

 

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レッスン内容を変える

こんにちは。泉佐野ピアノ教室のmicaです。

今日もご訪問ありがとうございます。

 

普段、レッスンでは楽譜を見てさっとピアノを弾けるように

たくさん譜読み(音を読む力)をし、

そして、初見力(初めて楽譜を見て弾く力、私はこれが苦手です)を高めるために

ちょっと簡単な曲を初めて見てその場で弾いてもらっています。

 

ですが、中学生のYちゃんは合唱コンクールの伴奏で

格段に上手に弾けるようになりました。

普段ブルグミュラーを弾いているのですが

和音も3音だけじゃなく、4音だったり

アルペジオになっていたり、

左手にも対旋律のメロディーが出てきたりと

とても難しい伴奏だったのですが必死で練習したおかげで

音も変わりました。

 

本人も練習が楽しかったようで、

これは!と思い、

譜読み中心のレッスンをやめ

1曲をゆっくり時間かけきちんと仕上げるように変更しました。

 

曲は私が何曲が弾いて自分で決めてもらった結果

ベートーヴェンエリーゼのために』になりました。

この曲は誰でも知っている曲で始めはだいたいみんな弾けます。

でも中盤から最後がなかなか上手に弾ける人はいません。

これからじっくりレッスンしていきます!

最後のテスト

こんにちは。泉佐野ピアノ教室のmicaです。

2月に入りましたが、まだまだインフルエンザが流行っているようです。

今日もお休みの連絡が入りました。

少しでも早く身体が元気になりますように。

 

短大2年のAちゃん、学生最後のピアノのテストが終わりました。

成績7をもらい卒業できそうです。

良かったよかった!

 

思えば、Aちゃん、昔ちょこっとピアノを習った程度ですぐに辞めてしまい、

保育士になりたくて、高校生から再び習い始めました。

 

まずは高校3年間でバイエル上下巻を終わらせ、

ブルグミュラーを8番あたりまで進んで短大に入学しました。

 

幼稚園の先生や保育士さんは必ずピアノが必修なので

少しでも進んでいる必要があり、

全くピアノを弾いたことがない場合も短大に入学できますが

入ってから相当練習する必要があり、とても厳しいでしょう。

Aちゃんの話では短大1年でバイエル90番程度終わらせないと

2年に上がれないと聞きました。

ある学校では学生の間にブルグミュラーを終わらせないと卒業できないとか。。

 

なので、入学後は授業についていくことができました。

でも、短大1年では厳しい先生にあたり

ブルグミュラー3曲しか進めませんでした。

 

私の考えは

保育士の先生になろうとしている生徒に

事細かく曲を仕上げる必要があるのか疑問に思っていました。

現場では子どもの歌を短い期間で仕上げ

パパッとすぐに弾けなくてどうする??

そのためにはいろんな曲を弾き、読譜力(楽譜を読む力)をつけないと

あかんのとちゃうかな。。と思っていました。

 

そして短大2年の先生は1年とは違う先生で

おおかたブルグミュラー終了し、ソナチネをし始め、

先日のテストでは

湯山昭『バームクーヘン』を弾きました。

今まで弾いたことのない雰囲気でしかも日本の作曲家の曲で

大変難しかったですが、暗譜まで仕上げよく頑張りました。

4月からAちゃんは保育園の先生になります。

よく周りの状況を見ているので

きっと子どもたちから慕われる先生になることでしょう。

 

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教室では小さな子どもだけでなく

幼稚園教諭、保育士を目指すためのレッスンもしています。

お問い合わせは

mican0205@gmail.comまで。

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