バッハの暗号!?その2
こんにちは。
泉佐野ピアノ教室のmicaです。
10連休真っ只中みなさまどのようにお過ごしでしょうか?
明日から令和の時代。
なんだかワクワクしますね。
さて、先日赤松林太郎先生の『バッハのいろは』の2回目の講座を受けてきました。
前回はバッハを弾くには時代背景、舞曲、聖書の理解のお話でしたが
今回は対位法について。
なぜバッハは対位法で作曲したのか?
それは、神の前ではみんな平等だから!!
なのでポリフォニー(右手がメロディ、左手で伴奏ではなく、左右どちらもメロディが出てくる)で作曲し、
それぞれ右手にも左手にもメロディーが出てくるわけです。
で、最初の数小節で2声で書かれているのか、4声なのかわかるようで、
初めのメロディー部分の後、違う声部にいく場合、
カノン(全く同じフレーズ)なのか、フーガ(初めのメロディに対して違う音から
同じメロディになっている、だいたいドミナント)になっているのか。
そして、2声でも4声でも声部でも
ソプラノ、アルト、テノール、バスの音はそれぞれ声質が違うので
これを弾きわけなければならない!と先生が仰っていました。
2回連続で講座を受けて
やはりバッハは奥が深い!!!
バッハの曲は決して暗号が散りばめられているのではなく
細かく楽譜を読めば何を表しているのがわかるようになっている。
でもそのためには聖書、時代背景、舞曲の理解が必要になってくるわけです。
やっぱりバッハ大好きです。
聴くのも弾くのも!